【特別展「古代エジプト・ふしぎ発見!-ナイルの贈り物と秘められた物語-」】
期間:2025年7月12日(土)~8月31日(日)
場所:岡山市立オリエント美術館(岡山市北区天神町9-31)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌平日)
入館料:一般1,500円、高大生800円、中学生以下無料
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古代エジプトの考古美術品が日本に初めて伝わったのは、明治時代のこと。
本展では、岡山と下関に所在する初期のコレクションを出発点に、ミイラを収めていた棺をはじめ、彫刻、装飾品、護符、土器などの約280点の資料を、「生活」「信仰」「埋葬」といった切り口から紹介し、古代エジプトの魅力を再発見します。これらコレクションの背景には、武内金平や児島虎次郎らによる収集活動、国内古物商の売り立て、さらには戦後経済人の動向など、見逃すことのできない歴史が秘められています。
そして、日本人の古代エジプトへの眼差しを大きく転換させた、黎明期のエジプト考古学者・鈴木八司氏の収集資料や、吉村作治氏を中心に結成された早稲田大学エジプト調査隊による、アジア初の発掘調査実現までの歩みについても紹介します。

